千葉県四街道市の自然に囲まれた住宅街に２００９年めぐみの丘チャペルが献堂されました。２階立ての御堂は一階がキッチンと集会室、二階に礼拝堂と牧師室があります。
設計の段階から音響・照明・映像の設備導入を一緒に考えさせていただき、使い勝手・見栄えともに模範とも言える会堂が献堂されました。

チャペルの広さは椅子約10０脚。天井が高く響きの豊かな会堂です。
講壇の上の吊りバトンに照明機器とプロジェクターを設置しました。スピーカーEV SX300。センタークラスター方式を採用し自然なサウンドが会場に響きます。
ケーブルはすべて壁や天井裏を通して、見た目かなりすっきりです。

広いコントロールルーム。会堂の最後列後ろには広々とした調整室があります。音響ミキサー・映像ミキサー・照明ミキサー等、すべての調整を一人では行えません。担当者が２〜３名いても十分に作業が可能な広さを実現しています。会堂とコントロールルームの間の窓にはガラスが入っていないため、会堂内の音をそのまま聴く事ができます。マイクに入力されていない声や楽器の音も細かく聴く事ができ、プロジェクター操作等もやりやすくなります。
また、コントロールルーム内に音響・照明・映像で使用する電源があつまるブレーカーを設置しました。特に照明機材は電源を多く消費するため、一般のコンセントとは別に専用の電源を準備する必要があります。これにより、１階のキッチンで料理や掃除等をしながら２階では集会を行うことが可能になります。

取材にご協力頂きましためぐみの丘チャペル牧師の大塚先生です。エムエージー主催の音響セミナーに参加していただき、献堂にあたって音響・照明・映像機器の導入を検討して頂きました。「他の教会からいらした先生や音楽ゲストの方々皆様が驚かれます。すばらしい設備を導入して下さったエムエージーさんどうもありがとうございます。」（大塚師談）